【松戸・ガールズC】小林優 “全冠制覇”王手だ「絶対に一番に」

[ 2015年9月20日 05:30 ]

練習走行前に笑顔でガッツポーズする小林優香

 G1「第58回オールスター競輪」が19日、松戸競輪場で開幕。2日目はファン投票で選ばれた7選手による一発勝負「ガールズケイリンコレクション」が9Rで行われる。

 ガールズタイトル“全冠制覇”へ小林優香(21)が王手をかける。昨年、断然人気に推されたガールズグランプリで3着に敗れ、悔し涙を流した小林。「今年、獲れるビッグレースは全て獲る」と宣言した。その言葉通りに京王閣、岸和田ガールズコレクション、そして函館サマーナイトを手中に収め、残るタイトルは今回とガールズグランプリのみ。リオ五輪を捨て、ガールズケイリンに専念した小林がタイトル総獲りの偉業へと突き進む。

 3月までナショナルチームに所属し、自転車競技でのオリンピック出場を目指していた小林。しかし、4月に入って大きな決断を下した。「どちらも中途半端になってしまう気がして…。これまではナショナルチームで頑張ってきたけど、当分はケイリン一本。いつか機会があれば再挑戦したい」。目前のレースに絞っていく決意を固めた。

 「これからはケイリンだけで食べていかなければならない。ハングリー精神は出てきた気がする」。普段の練習やレース運びから甘さが消えた。3月に京王閣ガールズコレクションに優勝した後は、高知ミッドナイト2日目(7月12日)に失格した以外、ここまで全て1着。「絶対に一番になってやる」。強い気持ちで戦っている。

 ライバルとなる加瀬、石井寛、梶田、石井貴の4人はナショナルチーム合宿で共に練習して仕上げてきている。ナショナルチームから離れた小林は独自路線で持ち前の脚力に磨きをかけてきた。前々回の伊東を終えると、すぐに競輪学校へ。自転車のイロハを教わった地で自分を鍛え上げた。「滝沢(正光)校長に引きずり回され、脚がいっぱい、いっぱいになった。前回の西武園ではその疲れが残っていたが、日に日に良くなっていった。西武園の後は地元に戻って練習。バンクが改修中で使えないが、街道を中心に充実した乗り込みができた」。厳しく追い込み、復調して、成長する。正しいプラスの循環を自らつくり上げた。

 舞台となる松戸バンクにはいいイメージしかない。初めて大きなレースに出場したのは昨年の松戸サマーナイト。まくり2連発でいきなり優勝を飾り“小林強し”を強烈に印象づけた。「高速バンクでスピードレースになることが多い。直線が短く自分に有利なバンク」。すでに現時点で昨年、稼いだ賞金額(1458万円)を上回っている。だが、暮れのグランプリ制覇まで気持ちを緩めることなく小林は勝ち続ける。

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