【セントウルS】10番人気アクティブミノル、まんまと逃げ切った!

[ 2015年9月14日 05:30 ]

ゴール前、バーバラ(中央)、ウリウリ(右)の猛追をかわし快勝のアクティブミノル

 阪神競馬場の「第29回セントウルS」は10番人気の藤岡康騎乗アクティブミノルが逃げ切り、3連単40万5590円の波乱決着となった。

 スプリント戦はスタートが肝心――。そう痛感させられる結末だった。好発、さらに抜群の二の脚であっさりハナを奪ったアクティブミノルが、前半3F34秒0の超スローペースに落として、まんまと逃げ切りV。殊勲の愛馬を迎えた中村助手が「ウソでしょ!?」と驚きを口にすれば、北出師も「これでG1に行ける。レース前はプランになかったけど」とうれしい誤算に笑顔が止まらない。

 とにもかくにも逃げられたことが勝因。戦前はハクサンムーンが行くと予想されたが、アクティブミノルの鞍上・藤岡康は「ハナが理想だと思っていましたから」とちゅうちょなく逃げた。ハクサンが2番手に控えたことで、ペースは落ち着いた。その分、最後は粘りまくった。ウリウリに鼻差まで迫られはしたが、逃げ馬に上がり3Fを33秒8でまとめられたのだから、後続はお手上げだ。

 「とにかく行けたことが大きかった。道中も思ったより楽なペースで運べたので、最後まで脚色が鈍りませんでした。力を付けてると感じましたし、これからが楽しみ」と藤岡康。これで6F戦は3戦3勝。春はレース中に右前脚の球節を痛めて不完全燃焼に終わったが、秋に取り返す勢い。

 北出師は来るG1に向けて「ゲートの速さが持ち味だし、スプリンターズSでもハナにこだわる」と早くも逃げ宣言。その上で「さすがにG1だから、厳しいと思うけど」と弱気な言葉を続けたが、これはライバルを油断させるための作戦か!?先手必勝!大一番に向けた戦いは、早くも始まっている。

 ◆アクティブミノル 父スタチューオブリバティ 母ピエナアマゾン(母の父アグネスタキオン)牡3歳 栗東・北出厩舎所属 馬主・吉岡實氏 生産者・北海道新ひだか町フジワラファーム 戦績7戦3勝。総獲得賞金1億1794万2000円。

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