【札幌2歳S】2番人気アドマイヤエイカンが競り勝ち重賞制覇

[ 2015年9月5日 15:56 ]

<札幌2歳S>ゴール前の直線でプロフェット(左)との叩き合いを制したアドマイヤエイカン

 「第50回札幌2歳ステークス」(G3、芝1800メートル・晴・やや重)は5日、札幌競馬場11Rで行われ、岩田騎手騎乗の2番人気、アドマイヤエイカン(牡2=須貝厩舎、父ハーツクライ、母ベルヴィアンリリー)が競り勝ち、札幌の2歳チャンピオンとなった。勝ち時計は1分50秒8。

 伏兵ネコダンサーが先手を取ってレースを引っ張った。2番手にペイシャフェリシタ、以下アラモアナワヒネ、リッジマン、アフターダークなどがつけた。1番人気のプロフェットは8、9番手と中団に位置取りした。

 ネコダンサーは4コーナー手前まで先頭を守ったが、直線に向くと後続各馬が一斉に追い出して激戦の様相。しかし4コーナーで上昇していたプロフェットが一瞬の脚で先頭を奪った。

 そこに2番人気のアドマイヤエイカンが競りかける。直線中ほどからは、この2頭のマッチレース。デッドヒートを展開しハナづらをそろえてゴールインしたが、わずかにアドマイヤエイカンが先着した。

 ハナ差の2着はプロフェット、そこからさらに1馬身4分の1差の3着はクロコスミアが入った。

 アドマイヤエイカンは7月、函館で新馬勝ちし、2戦目で重賞制覇。来年のクラシック戦線に勝ち名乗りを上げた。

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2015年9月5日のニュース