【新潟記念】不屈のG1馬アルフレード 得意舞台の新潟で復活公演だ

[ 2015年9月1日 05:30 ]

不屈のG1馬アルフレードの完全復活だ

 夏の新潟開催最終週のメーンはサマー2000シリーズ最終戦「第51回新潟記念」。いずれ劣らぬ新潟巧者が集結したが、11年朝日杯FSの覇者アルフレードも3年9カ月ぶりの勝利に向け、万全の態勢を整えている。屈腱炎を乗り越えた不屈のG1馬が、【1・0・1・0】と得意にしている舞台で復活Vを飾るか!?

【新潟記念】

 アルフレードが完全復活を期して、福島から新潟に転戦する。3番人気に推された前走・七夕賞は中団から伸び切れず5着。手塚師は「小回りコースを考慮して、いつもより積極的なレース。結果的にタフな展開になったが、内容は悪くなかった」と評価している。

 その後はノーザンファーム天栄(福島)へ放牧。8月15日に美浦に帰厩し、新潟記念に備えた。同26日の1週前追いは圧巻だった。Wコースで6F78秒4~1F12秒7の好時計。同じG1馬アジアエクスプレスを8馬身近く後ろから追いかけ、楽々と内から併入。指揮官が「もともと調教は動くタイプだけど、やっぱり凄い。調子もいいんでしょう」と感嘆したほどだ。

 デビュー3連勝で朝日杯FSを制したが、ダービー13着後に屈腱炎が判明。苦闘は続いた。しかし6歳の今年は東京新聞杯2着、新潟記念と同舞台で行われた新潟大賞典で3着と復調をアピール。今は平地のWコースで追えるほど、脚部は安定している。同師は「調教で動くということはそれだけ負担もかかる。ケアは常に心掛けている」と細心の注意を払っている。

 今夏はスター候補が誕生した一方、復活劇でも沸いた。ペルーサは札幌日経オープンで約5年3カ月ぶりV。キーンランドC優勝のウキヨノカゼも復活組。苦境に負けなかったから、勝利の女神もほほ笑んだ。

 七夕賞を除けば、後方から末脚勝負が今のアルフレードのスタイル。今春の新潟大賞典はメンバー最速の3F32秒7。外回り659メートルの直線は最良の舞台だ。同師は「広い新潟はぴったり。早めに外に出して、追い込む競馬ができれば」と朝日杯FS以来、3年9カ月ぶりの白星を祈った。既にサマー2000王者は決まっても、完全復活を期す2歳王者の新潟記念への思いは熱い。

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