【エルムS】カチューシャ、鞍上・豊&得意舞台で逆襲だ

[ 2015年8月11日 05:30 ]

前走大敗後すぐに札幌入厩し、ここを照準に調整してきたカチューシャ

 今週の札幌メーンはダート重賞「第20回エルムS」。鞍上に武豊を迎えるカチューシャが逆襲に燃えている。

 前走・マリーンSは2番人気の支持を得たが、鞍ズレが影響し、道中全く追えずに大差負けの13着。「レース後、少しダメージが残りましたが、しっかり立て直せました」と担当の藤本助手。前走後、すぐに札幌に入厩してここを照準に調整。1週前はダートコースでビッシリ追われて6F81秒1~1F11秒7の好時計をマークした。

 北海道シリーズは【3・4・0・1】、特に札幌は【2・0・0・0】と大得意。「栗東だとカリカリしているが、こっちに来るとバリバリとカイバを食べる」と同助手が話すように、滞在はピッタリ。「オンとオフのスイッチがハッキリしている。馬房ではおとなしくて、お地蔵さんみたい(笑い)。6歳ですし、何とか重賞を獲らせてあげたい」。この一戦に懸ける思いは、果てしなく大きい。

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2015年8月11日のニュース