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【クイーンS】レッドリヴェール 1年8カ月ぶり勝利へ「いい状態」

[ 2015年7月30日 05:30 ]

単走で追われたレッドリヴェール

 「第63回クイーンS」の追い切りが29日、札幌、函館競馬場で行われた。復活を期すレッドリヴェールは北村助手を背にして最終追い切り。しかしスタンド前に引き揚げてきた時、その鞍上には須貝師がいた。調教師に転じてからふくよかになった指揮官に騎手時代の面影はないが、それでも背中越しに伝わるものはあったようだ。驚きを隠せない報道陣に囲まれると「いいモノが見られたやろ」と笑いながら口を開いた。

 「以前にも何回かまたがったことがあるんだけど、きょうもちょっと乗ってみようと思ったんだ。かつては迷いのある歩きだったけど、今はしっかりと歩けている。背中の感じも凄く良かったし、とてもいい状態だと思うよ」

 1週前に函館芝コースでしまいだけ追われ、5F65秒2~1F11秒9をマーク。既に体はできているとあって、この日はWコースで単走馬なり。ゆったりとした入りからゴールまで手綱が動くところはなく、5F69秒7~1F13秒3の時計が示す通り、ほとんど負荷をかけない調整となった。

 「きょうは状態の確認だけ。こちらの想定内の動きだったね。前走から間隔は空いたけれど、牧場がしっかりとメンテナンスしてくれたし、それが今の状態の良さにつながっているんじゃないかな」

 ここまではシナリオ通りだ。カイ食いの細い馬だけに、あとはレース当日まで馬体重をキープできるかどうか。現時点で436キロ(前走430キロ)。今浪厩務員は「ニンジンを刻んで、カイバにふりかけみたいにまぶすことで、食欲増を促してきた」と苦労を語る。前走のヴィクトリアマイルは前日輸送後に“断食”。願わくば多少なりとも食べてくれれば…。メンバー中唯一のG1馬で、秋に向けても負けられない戦い。陣営がボーダーラインに掲げる430キロ以上をキープできれば、2歳時の阪神JF以来、1年8カ月ぶりの勝利に手が届くはずだ。

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2015年7月30日のニュース