【アイビスSD】リトルゲルダ貫禄5馬身先着 陣営「去年よりいい」

[ 2015年7月30日 05:30 ]

タツストロング(左)を一気に突き放すリトルゲルダ

 昨年のサマースプリントシリーズ覇者リトルゲルダが坂路で貫禄を示した。タツストロング(6歳1000万)を2馬身ほど先行させ、前半2Fは15秒6―14秒0のゆったりしたペースで追走。残り2Fを過ぎてからギアを上げ、内に並び掛けたところで野田助手がゴーサインを出して一気に突き放す。ラスト11秒9で5馬身先着した。鞍上の感触がいい。

 「先週にいっぱいにやって気合を入れたせいか、行きっぷりが良かった。去年よりいいですよ」

 昨年は半年ぶりの実戦だったことに加えて、帰厩当初は馬体重が減って筋肉量も落ちていた。自信を持てないままの出走だったが、4着と気を吐いた。体がほぐれやすい夏場、直線競馬がよほど合うのだろう。鮫島師も好勝負を期待する。

 「斤量(56キロ)は重いけど仕方ない。年齢を感じさせないし、気持ちが強い」

 G12戦の大敗は道悪、距離が敗因で度外視していい。夏場での反攻態勢は整っている。

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2015年7月30日のニュース