【佐世保S】ラインスピリット 叩き2戦目で必ず巻き返す

[ 2015年7月30日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=29日】今月中旬にセレクトセール取材のため北海道に出張していた寺下は、徐々に本州の暑さにも慣れてきた。トレセン取材も“叩き2週目”なら足取りは軽い。小倉開幕週の日曜メーン・佐世保Sに出走するラインスピリットに騎乗する森を見つけると、足早に駆け寄った。鞍上は最終追い(坂路4F53秒8)には騎乗しなかったが、普段のキャンターで感触を確かめている。

 「前走時も攻め馬の動きは良かったけど、馬体がもう少しあってもいいかなという感じだった。体を戻すように調整しています」

 3カ月ぶりの前走(豊明S18着)は420キロの小柄な馬体に、58キロのトップハンデが響いた。何より叩けば一変するタイプ。過去3回の休み明け初戦→2戦目の成績は2→1着、11→1着、15→2着と必ず巻き返している。鞍上は「開幕週の馬場はいい。今回もそうなってくれれば」と力を込める。寺下は“叩き2戦目”の効果に共感していた。

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2015年7月30日のニュース