【函館2歳S】ブランボヌール ディープ産駒JRA全10場重賞制覇だ

[ 2015年7月23日 05:30 ]

豪快な最終リハを披露したブランボヌール

 今年の函館開催を締めくくる「第47回函館2歳S」の追い切りが22日、函館競馬場で行われた。JRA全10場重賞制覇が懸かるディープインパクト産駒のブランボヌールが、Wコースで軽快な動きを披露。絶好調の鞍上・岩田を背に、今年の2歳馬の重賞制覇一番乗りを狙う。

【函館2歳S】

 今年最後の函館重賞で、ディープインパクト産駒のJRA全10場重賞制覇が達成されるか!?「あと1」のピースを埋める役割を担う同産駒2頭が、函館2歳Sにスタンバイ。大将格は新馬戦のディープ対決(2着メジェルダ)を制して勝ち上がったブランボヌールだ。

 函館Wコースの最終追いでは申し分ない軽快な動きを披露。他厩舎のブリヤン(3歳未勝利)を相手に併せ馬の形を取ったものの、すべてにおいて力差は歴然。2馬身追走から残り3Fでブランボヌールが馬なりで並び掛けると、差はみるみる開いて4馬身もの大先着。5F68秒5~ラスト13秒0の時計を刻んだ。中竹師は「先週、ジョッキーでいっぱいにやっているのできょうはサッと馬なり。満足のいく動きだった」とご機嫌。決めゼリフとして「小柄だけどハートはビッグなんだ」と粋にまとめた。

 430キロ台のスリムな体形。母ルシュクルも現役時代に中竹厩舎に在籍。新馬勝ちを収め、函館2歳S(6着)に駒を進めている。古馬になっての成績を含めると函館は【2・1・0・1】と好相性。娘が函館で好走するのも当然かもしれない。「お母さんとは全然、似てない。母はピッチ走法で体形もガシッとしたサクラバクシンオーの特徴が出ていたけど、こっちは大跳びで体も小さい」。走法、体格で母と大きく異なるのは血統のなせる業。父ディープインパクトの特徴が色濃く出ているのだ。同産駒が函館2歳Sに出走するのは史上初。師も「知らなかった。意外だね」と驚いていた。

 鞍上も魅力。岩田は函館リーディング争いで2位に11勝差をつけて独走中。この日の調教は騎乗しなかったが「奥があってスプリンターという感じはしない。1週前に乗った時に良くなっているのを感じている」とコメント。血統と名手をバックボーンに、ブランボヌールが世代初の重賞勝利に名を刻む。

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