【函館2歳S】メジャータイフーン パワフルに半馬身先着

[ 2015年7月23日 05:30 ]

併せ馬でキッチリ先着したダイワメジャー産駒のメジャータイフーン(中央)

 好調ダイワメジャー産駒の旗頭メジャータイフーンがさらに迫力を増した。函館Wコースで4F54秒6~1F12秒6。直線で内に入り、軽く気合をつけられると、1馬身前を走っていたヴィータアレグリア(4歳500万)にパワフルに半馬身先着。騎乗した三浦は「余裕ある感じで追い抜いてきてとの指示。気持ち良く走っていたし、力強かった」と笑顔で切り出した。

 2歳リーディングで首位独走のメジャー産駒の中でも、4馬身ぶっちぎりVの新馬戦は際立っていた。3番手で折り合い、上がり3F34秒5は最速。高柳師は「勝ち方が良かったし、ムチへの反応も良かった。初戦である程度仕上げたが、それでも使った上積みはあると思う」と確実に前進を見込んでいる。

 G1・5勝の父からスピードだけではなく、力強さも譲り受けた。指揮官は「パワーがあるので湿っても大丈夫」と不安定な週末の天候も動じていない。鞍上は「ポテンシャルの高さは感じていたし、初戦は期待通り。気の強さはあるが、レースは何も言うことがなかった。将来につながる競馬ができれば」と力を込めた。初戦同様、ぶっちぎりの独走でディープ産駒の全10場重賞制覇を阻止するのか!?

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2015年7月23日のニュース