【宝塚記念】パンドラ“新・宝塚男”池添と10年ぶり牝馬Vあるぞ

[ 2015年6月26日 05:30 ]

初コンビの池添と10年ぶりの牝馬制覇を狙うショウナンパンドラ

 宝塚記念の現役最多勝騎手は4勝の武豊だが、過去10年に限れば3勝の池添が“新・宝塚男”と言っていいだろう。池添本人は「いい馬に乗せてもらっているだけ」と謙遜するが「そう評価してもらえるのは、ありがたいこと」と話す。05年スイープトウショウ、09年ドリームジャーニー、12年オルフェーヴルと、どれもファンの記憶に残る勝ちっぷりで、上半期の総決算を彩ってきた。

 中でもスイープトウショウは66年エイトクラウン以来、39年ぶり2頭目の牝馬Vという偉業。タップダンスシチー、ゼンノロブロイ、ハーツクライといった当時の最強牡馬を力でねじ伏せた。「凄い相手で勝てるとは思っていなかったが、結果的には強い内容。全てがうまくいったのは確かだが、(中団から差し切る)正攻法の競馬で、あの相手に勝てたのはスイープの潜在能力が優れていたから」と懐かしそうに振り返る。

 今年はショウナンパンドラとコンビを組んで、スイープ以来10年ぶりの牝馬Vを狙う。レースは初騎乗だが、先々週、先週と2週続けて追い切りに騎乗。「行きたがったり、ハミをかんだりする印象だったが、実際に乗ってみると指示に従順で乗りやすかった」と好感触。管理する高野師も「夏場は得意なタイプで出来は文句なし。池添君は大きいところを狙える騎手。チャンスはある」と、勝負強い手綱さばきに期待する。

 舞台となる阪神芝2200メートルを池添は「京都の2000メートルなどに比べると紛れが少なく乗りやすい。ただ、内回りで直線が短い(359メートル)ので、どうしても仕掛けが早めになる。かといって、あまり早い仕掛けだと直線の急坂で苦しくなる。騎手心理で展開がガラリと変わってしまうコース」と分析する。

 心理戦をリードし、絶妙の仕掛けで春のグランプリ3勝を積み上げてきた池添は「当日の馬場状態を見極めながら内を突くか、外を回すか。有力馬の一瞬の隙を突くレースができれば」と抱負を語った。史上3頭目の牝馬Vに挑むパンドラにとっては、この上なく頼もしい新パートナーだ。

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