【安田記念】ヴァンセンヌ 松永幹師“1F延長は間違いなく好材料”

[ 2015年6月5日 05:30 ]

松永幹師

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、安田記念にヴァンセンヌで挑む松永幹師を直撃した。

 ――ヴァンセンヌですが前走は508キロでデビュー時より20キロ増。

 松永幹師 デビューからだいぶたって成長しています。仕上がりに関しては太くもなく良好でした。

 ――道中はどう見えましたか?

 スローペースだったけど上手に折り合って良い感じで追走してくれていると感じました。

 ――直線入り口では前が壁になりそうに…。

 でも、判断良くすぐに外へ出してくれました。内で詰まっている馬もたくさんいたのであの判断は良かったですね。

 ――初めての1400メートルということを考慮してもよく走った?

 お母さん(フラワーパーク)は名スプリンターだったけど、この馬は最初からもう少し距離があった方が良いように思えました。今回1F延びるのは間違いなく好材料です。

 ――中間もしっかり乗り込んでいる。

 中2週ではあるけど、大きな馬なので1週前、最終としっかり追いました。

 ――その最終追い切りは坂路でいっぱいに追われ53秒6。

 自分も何回か乗ったことがあり、この馬の良い動きがどういうものか分かっていますが、最終追い切りに関しても反応良く体を使って良い動きに見えました。

 ――あとは競馬へ行って時計を詰められるか?

 持ち時計がない点は多少不安があります。ただ、連勝時がたまたまやや重続きで時計を要する馬場状態でした。良馬場なら良馬場でそれなりに走れると願うだけです。

 ――G1でも好勝負を期待。

 もちろん期待はしています。どこまでやれるか挑戦者の立場で挑むだけです。

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2015年6月5日のニュース