【オークス】連対率100%のミッキークイーンをV指名
オークス過去10年のデータを徹底分析した結果、忘れな草賞を勝って樫切符を手にしたミッキークイーンを推奨した。
(1)勝利数 過酷なオークスを勝つような馬は勝ち味に遅くては駄目。過去10年の優勝馬11頭(10年は1着同着)は例外なく「2勝以上」していた。桜花賞で最速3F33秒2の剛脚を使ったアンドリエッテは未勝利戦の1勝だけ。穴人気になりそうだが、これでは厳しい。フローラS3着のマキシマムドパリもお別れだ。
(2)前走 桜花賞組が8勝と断然強い。桜花賞で最も着順が悪かった馬は同10着から優勝した13年メイショウマンボ。「桜花賞10着以内」を一応のボーダーとする。桜花賞組以外からのVは06年カワカミプリンセス(スイートピーS1着)、10年サンテミリオン(フローラS1着)、11年エリンコート(忘れな草賞1着)と「重賞かオープンで1着」が絶対条件。桜花賞13着ペルフィカ、フローラS2着ディアマイダーリンは脱落。
(3)大敗なし G1以外のレースで、掲示板(5着以内)を外す大敗を喫した馬はオークスは勝てない。過去10年で例外は11年エリンコート(500万下で6着)のみ。フローラS1着シングウィズジョイはアルテミスS&クイーンCの各6着が残念。
(4)減りすぎ厳禁 体調維持が難しい3歳春の牝馬。前走でプラス体重なら問題ないが、減っていた馬は注意が必要だ。過去10年、前走の馬体減が最も激しかったのは08年優勝トールポピーで桜花賞(8着)は「マイナス10キロ」と大きく減っていた。残る優勝馬10頭は「最大でも前走4キロ減」の範囲にとどまっていた。桜花賞で12キロ減のキャットコイン、8キロ減のココロノアイ、6キロ減のルージュバックは厳しいのでは?
(5)連対率 高連対率馬が強いのも特徴。優勝馬11頭中、9頭が連対率60%以上、うち6頭は「連対率80%以上」だった。連対率67%の桜花賞馬レッツゴードンキ、同75%クイーンズリングも、安心できる数字とは言えない。
結論 残ったのはミッキークイーン。堂々の連対率100%!!忘れな草賞1着からは11年エリンコートが勝っており、データ上は問題ない。桜花賞除外の無念を晴らす。
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