【京都新聞杯】サトノラーゼン重賞初V!ダービー“確実”

[ 2015年5月10日 05:30 ]

<京都新聞杯>混戦を制したサトノラーゼン

 「第63回京都新聞杯」が9日に京都競馬場で行われ、2番人気のサトノラーゼン(牡3=池江)が先団インから抜け出して重賞初制覇。2着ポルトドートウィユと共に賞金を加算し、ダービー出走をほぼ確実にした。

 直線入り口で視界が開けた。あとはもう伸びるだけ。川田は「前の馬が止まりかけていたので早めに道を探さないといけなかったけど、スムーズに道をつくることができた」とパートナーを称えた。昨夏の札幌でデビューして以降、一度も3着を外していない堅実派。強敵相手に経験を積みながら着実に地力を強化してきた。池江師は「ここにきて馬が充実してきたし、きょうは凄くいい状態で出せた」と成長を実感。この勝利で日本ダービー(31日、東京)への道を切り開いた。なお川田はレーヴミストラルに騎乗するため、鞍上は未定。

 ◆サトノラーゼン 父ディープインパクト 母トゥーピー(母の父インティカーブ)牡3歳 栗東・池江厩舎所属 馬主・里見治氏 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績9戦3勝 総獲得賞金8108万9000円。

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2015年5月10日のニュース