【NHKマイルC】ヤングマンパワー急激上昇!松岡「完調に近い」

[ 2015年5月7日 05:30 ]

アジアエクスプレス(右)と併せて追い切るヤングマンパワー

 【G1ドキュメント=6日】ヤングマンパワーの追い切りを終えた松岡が、満面に笑みを浮かべて引き揚げてくる。報道陣の輪に鳥谷越も加わると、目をこすりながら“小ネタ”を披露した。「首位なんて信じられないよ。ゆうべは興奮して寝られず、遅くまでニュースを見まくったので眠い」。大ファンと公言している横浜ベイスターズの躍進に、口ぶりは実に滑らかだ。

 もちろん、上機嫌なのはベイスターズの好調だけが要因ではない。ヤングマンの追い切りは、1週前に続いて同厩舎の朝日杯FS優勝馬がパートナー。Wコースで13年の2歳王者アジアエクスプレス(4歳オープン)を2馬身追走し、徐々に差を詰めて直線は内へ。びっしりと追われ、首差まで迫ってゴールした。

 「先週はアルフレード(11年の2歳王者)、今週はアジアに胸を借りての厳しい併せ馬。これ以上、強いのはいないからね。先週はあまり良くないかなと思ったけど(先週)追った効果でグンと良くなった」と、松岡は愛馬の急激な上昇ぶりをアピール。さらに「入厩してから一番の出来。完成するのは古馬になってからだと思うけど、現時点では完調に近い」と絶賛コメントのオンパレードだ。

 その松岡が騎乗停止中で乗れなかった前走・ニュージーランドTは、中山マイルでは不利な大外枠に加え、道中で何度も不利を受けての8着。「手前をうまく替えない面があるのでワンターン(コーナー2回)の方がいい。中山より阪神や東京が合う」と松岡。前哨戦の大敗で人気は急落ムード。穴の魅力たっぷりだ。

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2015年5月7日のニュース