【青葉賞】ディープ産駒のティルナノーグ激変気配

[ 2015年4月28日 14:55 ]

 青葉賞(5月2日、東京)でダービーへの夢をつなぐか。ディープ産駒の大物ティルナノーグ(牡3=松永幹)が激変気配を漂わせている。先週22日の1週前追い切りはCWコースの内目を通りながらも6Fで79秒1の猛時計。ラスト1F12秒5の“切れ”が素質馬の完全復活を予感させた。この動きには松永幹師も「馬場を叩きつけるような、いい頃の走りが戻って来ている。昨年は早く(出走)権利を取りたくて押せ押せで使って来たけど、今回はすっかりリフレッシュできている」と目を輝かせる。

 1番人気支持を裏切った京都2歳S(7着)から、ホープフルS(10着)、共同通信杯(7着)と3戦連続で苦汁をなめて来たが、放牧明けの今回はリフレッシュ効果歴然。「距離はやってみないと分からない」と指揮官は笑うが手応えは十分。折り合えれば東京の12F戦はむしろ絶好の舞台に思える。新馬→紫菊賞をぶち抜いた、あの豪快な走りを期待していいはずだ。

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2015年4月28日のニュース