【ダービー卿ＣＴ】マイネルメリエンダ　和田郎師納得「馬体に厚み」

坂路を単走で追い切るマイネルメリエンダ

　日曜中山メーン「第４７回ダービー卿ＣＴ」の追い切りが行われた。重賞初Ｖを目指すマイネルメリエンダは美浦坂路で単走追い。馬なりのまま４Ｆ５４秒９、１Ｆ１３秒１とタイム的には目立たないが、馬場が荒れた遅い時間帯での計測だ。

　「日曜（３月２９日）にＷコースでいっぱいに追っているので、これで十分。馬場の悪いところをしっかり走れていたし、ちょうどいい負荷をかけられた」と、和田郎師は計算通りの調整に満足そうな表情を見せた。

　２歳時から活躍しているが「ここに来て一段と成長した感じ。馬体の厚みが増した」と師。年明けの京都金杯で０秒１差３着と、タイトルに手が届く位置まで来ている。通算４勝中、３勝がやや重。「道悪は上手に走るので、他馬が気にするようなら」と週末の雨予報も歓迎しており、【１・２・１・０】の安定感を誇る中山マイルなら、強敵相手でも臆することない。