近くなった“北陸の小京都”金沢で2年連続ルーキーデビュー

[ 2015年3月27日 05:30 ]

第93期騎手候補生の栗原大河(後列左端)と柴田勇真(後列左から2人目)は金沢競馬でデビューする

 【地方競馬です!!】3月の明るいニュースといえば14日に開業した北陸新幹線。現時点の始発・終着駅である石川県金沢市では22日、冬季休催明けの金沢競馬が始まった。27日、そして29日の開催後、4月4日に新年度の戦いがスタートする。

 4月1日付でプロとなる第93期騎手候補生9人の中から金沢競馬に飛び込むのは2人。栗原大河(17、菅原厩舎)と柴田勇真(21、高橋俊厩舎)だ。10年ぶりの新人として昨年42勝と活躍した中島龍也(19)に続く2年連続のルーキー。

 小3から中学まで野球に励んだ1メートル60、47キロの栗原は横浜市出身。「最初は(乗馬)経験者についていくのに必死でした。パワーは自信がありますが、それに頼りすぎる面も。柔らかい騎乗ができるよう努力したい。まずは30勝以上が目標です」。1メートル54、45キロの柴田は群馬・邑楽町出身。中学時代にディープインパクトのラストランを見て騎手に憧れた。体重など成長の様子をみようと焦らず高校へ。卒業後、満を持して馬事専門学校を経て入所。「小さな体を生かしたい」という思いを実現させた。「中島さんが結果を出しているので、それを超える結果を残したいです」

 今年は、近くなった北陸の小京都、金沢へ出掛けてみてはいかが?(池田 裕文)

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2015年3月27日のニュース