【高松宮記念】リチャードV2へ好仕上げ 陣営「今週は全然違った」

[ 2015年3月26日 05:30 ]

 10、11年のキンシャサノキセキ以来、史上2頭目の連覇に向け納得の仕上げだ。コパノリチャードが坂路で右肩上がりのラップを刻みラスト12秒1。負荷をかけ過ぎず、かつ軽めになり過ぎず。絶妙なサジ加減で気合を注入した。騎乗した増井助手は「先週は抜け出してモタッとしていたけど、今週は全然違った。単走で気分良く走っていい動き。上積みはあると思うよ」と好感触。

 フェブラリーSをコパノリッキーが連覇。次はリチャードの番だ。馬主のDr.コパこと小林祥晃氏同様、G1開幕2連勝が懸かる武豊も「しっかり乗って、偉業を達成できるよう頑張りたい」と気を引き締めた。連覇を狙った前走・阪急杯は6着に敗れたが「ラストが甘くなったので、距離短縮はプラスに出る」と鞍上。得意距離での復権を期している。

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2015年3月26日のニュース