【弥生賞】ブライトエンブレム 道悪で負荷掛け上々仕上げ

[ 2015年3月5日 05:30 ]

田辺を背に3頭併せで追い切るブライトエンブレム(左)

 札幌2歳Sの覇者ブライトエンブレムは田辺を背にWコースで3頭併せ。レオニーズ(4歳500万)、アポロムサシ(3歳未勝利)から離れた最後方を追走。直線は最内へ。先に抜け出したアポロとなかなか差を詰められず、2馬身遅れでフィニッシュした。

 レオニーズに騎乗していた小島茂師は「馬場が悪かったので鞍上には“簡単に追い出すのではなく一度踏ん張らせてから”と指示した」と説明。道悪を考慮して、体勢を整えてから追い出したため遅れはしたがゴールを過ぎてからも追われて1コーナーで僚馬を抜いた。時計は5F70秒1~12秒5。明け方まで降った雨の影響で水分をたっぷり含んだ馬場を考えれば上々。田辺は「かなり脚を使えている」と、しっかり負荷が掛かっていることを強調した。

 1週前は左トモ(後肢)に疲れが見られ軽めの追い切りとなったが、師は「先週末(1日)に負荷を掛けたらガラッと変わった」と納得顔。「トライアルだけど、しっかり仕上げた」とこん身仕上げで挑む。

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