【チューリップ賞】ブチコ 人気だけじゃない砂連勝、桜へブチ抜ける

[ 2015年3月4日 05:30 ]

斑点模様で人気急上昇のブチコ

 3着までに桜花賞の優先出走権が与えられる、土曜阪神のメーン「第22回チューリップ賞」に話題のブチコがスタンバイ。白毛に斑点模様のルックスで注目度No・1のアイドルホース。ダートで2連勝を飾りオープン入り、レースを使いつつ地力を強化してきた。今回は「芝への対応」が最大の焦点。クラシックの主役に躍り出るか注目だ!

【チューリップ賞】

 「今なら芝でも…」。ブチコ陣営だけでなく、競馬ファンの願いだろう。当初、音無師が「父がキングカメハメハだったので、芝マイルにこだわって使った」と明かすように、デビュー3戦は5、2、4着と、もう一歩の競馬が続いていた。

 異父姉であるユキチャン(父クロフネ)は、08年の関東オークスなど地方交流重賞3勝を挙げた実績馬。それもあり、陣営は「まずは初勝利を」の思いで2走前にダート転向した。すると3番手から持ったまま8馬身差の快勝。続く500万クラスも3馬身半差と圧倒的な力を示した。極めて珍しいブチ模様の白毛とあって話題先行タイプだったが、実力も追い付いてきた。

 勢いに乗って芝の重賞初挑戦。音無師は「芝よりダートの方が走るのかもしれない。ただデビュー当時に比べ、稽古で力強い動きをしている。(芝が)全然ダメということではない。ファンも多い馬だし、何とか桜花賞の権利を獲れれば」とデビュー当時との違いを強調した。

 1週前は初コンビを組む武豊を背に坂路で併せ馬。ヒストリカル(6歳オープン)を相手に自己ベストとなる4F50秒7の猛時計。ラストも12秒9とシャープに伸び、格上を相手に同入に持ち込んだ。師は「もともと馬格はあったが、レースを使いつつ絞れて実が入ってきた」と成長ぶりに目を細めた。武豊も「そんなに時計が出ているとは思わなかったけど、動いていた。姉は明らかにダートだったけど、この馬は芝でもやれそうな感じ」と好感触だ。

 パドックで担当の橋本真助手が、毎回ブチ柄の衣装を身に着けて登場することでも注目が集まっている。これまで新馬戦はワイシャツ、2戦目はネクタイ、3戦目はマフラー、4戦目はヘルメット、5戦目は手袋を着用している。今回も当日までは“シークレット”。桜花賞切符をつかめば、さらに話題を集めそうだ。

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