【オーシャンS】関東の雄サクラゴスペル、復活ステージだ

[ 2015年3月4日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=3日】短距離戦線の関東馬は大将のスノードラゴンが脚部不安を発症して一転、劣勢ムードに。1着馬に高松宮記念の優先出走権が与えられるオーシャンSは、関東馬を応援したい岡本は2年前の覇者サクラゴスペルに注目している。

 3年連続で出走した昨年の高松宮記念は極悪馬場の1枠で12着。そのダメージが尾を引いて夏の復帰後も精彩を欠いたが、前走・ラピスラズリSは58キロを背負って2着。尾関師は「ついてない1年だったが、最後に復調して終わることができた。前走後に休ませて、より良くなっている感じがある」と手応えをにじませた。

 とはいえオーシャンSの出走馬決定順は9番目で、G1出走は楽観できない状況。師は「ここで勝ち負けしないと(高松宮記念に)出られるか怪しいから」と勝負気配を漂わせた。引き続き得意舞台で重量は2キロ減の56キロ。好戦が期待できる。

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2015年3月4日のニュース