【共同通信杯】2着ドゥラメンテ負けて強し 上がり最速33秒7

[ 2015年2月16日 05:30 ]

 断然の1番人気に支持されたドゥラメンテは序盤の“ロス”が響いて2着に敗れた。スタートを決めて好位に付けたが、外のアンビシャスに寄られてエキサイト。鞍上の石橋が手綱を引っ張ると頭を2度3度と上げ、ポジションを3番手から7番手まで下げた。直線は外から脚を伸ばしていったんは先頭に立ったが、勝ち馬に内をすくわれる形で半馬身差。

 石橋は「スタートを出た分、頭を上げる形になってしまい、自分も折り合いを付けようという気持ちが強くなって下がっていった」と唇をかんだ。

 とはいえ、長く脚を使って上がり3Fはメンバー最速の33秒7。負けて強しの印象も残した。石橋も「あそこでグッと抑えて我慢できていれば結果は違ったと思う」と力負けとは認めなかった。2着確保で賞金加算には成功。初の重賞挑戦で見えた課題を修正し、クラシックでの巻き返しを期す。

続きを表示

2015年2月16日のニュース