【クイーンC】ディープ産駒メイショウメイゲツが“飛ぶ”

[ 2015年2月11日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=10日】8日の東京新聞杯はヴァンセンヌが制しディープインパクト産駒は今年重賞初Vを飾った。返す刀で今週は3重賞に計12頭が登録。その取捨が大きなポイントになる。スポニチ本紙・岡本が気になっているのはクイーンCのメイショウメイゲツだ。

 同厩舎で昨年エプソムCを勝ったディープ産駒ディサイファが500キロ近い馬格を誇るのに対して、メイゲツは430キロ台の小柄な牝馬。小島良助手は「豊さん(武豊)が飛ぶと言っていた感覚が初めて分かった」と走りにディープらしさを感じ取っている。一方、小島勝助手も「今の(重い)坂路でも横ブレしない。体幹がしっかりしている」と素材に太鼓判を押す。母の父ヨハンクライフは「フライング・ダッチマン(空飛ぶオランダ人)」と呼ばれた名サッカー選手に由来。これぞまさに“飛ぶ”血統。要注意だ。

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2015年2月11日のニュース