【中京スポニチ賞】羽月師も「びっくり」芝で起こせ“ミラクル劇”

[ 2015年1月22日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=21日】土曜中京メーンは「中京スポニチ賞」。1000万下の条件戦で、過去3年の3連単平均配当は20万6430円と波乱含みの傾向にある。レース担当に指名された細原は、昨年暮れの有馬記念での負債を取り戻すべく取材にも熱がこもる。

 週初めの馬柱を見て真っ先に飛びついたのがローズミラクル。休養明け芝転向初戦の福島で直線一気にV。小雨ぱらつく“上滑り”する馬場の中をしっかりと捉え、上がり3F33秒2の鬼脚を繰り出した。540キロの筋肉質な馬格からも見るからにダート向きだが、芝で大化けした。

 羽月師も「びっくり。このレースで結果が出なかったら引退も考えていましたから」と驚きの表情を隠せない。その後の昇級戦もタフな中山で切れ味を鈍らせることなく0秒3差4着。師は「レース後の疲れもなく調整は順調。脚元もしっかりしているし力は出せる仕上がり。時計のかかる馬場もいい」と好勝負を意識する。馬名通り“ミラクル”な復活劇に期待大だ。

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2015年1月22日のニュース