オートリボーン、桜候補の逸材 キロハナは着差以上に楽な内容

[ 2015年1月14日 05:30 ]

 【先週の新馬戦】京都芝で勝った2頭が好素材。見た目にも派手な勝ち方だったオートリボーンは文句なしのA評価。桜花賞候補の逸材だ。中団から徐々に進出し、2着に5馬身差の楽勝。強烈な瞬発力は初戦とは思えないほどだった。勝ち時計1分35秒1は内回りと外回りの違いはあれ、G3シンザン記念(1分34秒8=優勝グァンチャーレ)とわずか0秒3差。現状でも重賞で即通用する下地がある。

 対照的にキロハナは超スローで時計は目立たないが、2番手で折り合って抜け出す味な競馬。着差以上に楽な内容だった。父ディープインパクトはもちろん、祖母ノースフライト(G1・2勝)と母系も筋が通っている。今後の成長が楽しみだ。

 中山ではダートで勝ったマルターズシャトル。強風をモノともせず、パワーでねじ伏せる強い内容。血統的に芝は問題なく、マイル前後まではOKだろう。

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2015年1月14日のニュース