【浦和・ニューイヤーC】4番人気ラッキープリンス逃げ切りV

[ 2015年1月9日 05:30 ]

 3歳重賞「第58回ニューイヤーC」が8日、浦和で行われ、4番人気ラッキープリンスが快勝。小久保師、国田正忠オーナー、橋本幸逸厩務員のトリオが昨年のファイヤープリンスに続く連覇を果たした。

 1枠から好スタートを決め、そのまま後続を寄せつけず逃げ切り。2着に2馬身差をつける完勝だった。「今までで一番、馬を追い込んだ」と師。ハードトレーニングが奏功し、4度目の重賞挑戦でタイトルをつかんだ。

 「この馬の力を考えれば(重賞勝ちは)遅いくらい。今回、追い込んだのに体重が増えていたように、馬の意識はこちらより先行している。人間の側が早く追いつかなければ」。勝利にも師の口元は真一文字だった。今後は、京浜盃(S2、3月18日、大井1700メートル)から南関クラシックの王道を進む。

 ◆ラッキープリンス 父サイレントディール 母ウォータートスカ(母の父オペラハウス) 牡3歳 浦和・小久保智厩舎 馬主・国田正忠氏 生産者・北海道浦河町の畔高牧場 戦績8戦5勝 総獲得賞金2160万円。

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2015年1月9日のニュース