【フェアリーS】ハナズプルメリア“ゴール”を目指せ

[ 2015年1月9日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=8日】3歳牝馬とは思えない落ち着いた歩様。ハナズプルメリア(フェアリーS)に加藤和師が頼もしげな視線を送っている。坂路に脚を踏み入れると、軽快なフットワークで坂路4F58秒5、ラスト1F14秒4。「調教時計は遅いけど、中2週なのでこれで大丈夫。小柄でもいい根性をしているんだ」と、長老記者の梅崎に笑顔を向けた。

 加藤和厩舎の“ハナズ”といえば、昨春、豪州G1を制したハナズゴール。昨秋のスプリンターズS出走時にはプルメリアも新潟に滞在し、一緒に調教を続けた。新馬快勝後は勝ち星から遠ざかっているが、「2戦目(7着)は進路がふさがれて後方に下がりながら再び伸びてきた。前走は大外を回って差を詰めた。ひるまずに脚を使える」と同師は言う。新馬勝ち後に大敗を続けたハナズゴールが連勝で飛躍したのが3年前の冬。同じ道を歩むか。

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2015年1月9日のニュース