【フェアリーS】柴山 カービングパスは「大きいところを狙う馬」

[ 2015年1月9日 05:30 ]

柴山騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、フェアリーSでカービングパスに騎乗する柴山騎手を直撃した。

 ――カービングパスにはデビュー前から調教でまたがっています。当時の印象は?

 柴山 体はまだ緩いけど気持ちは前向きでした。追い切りの動きも良かったので高い能力は感じました。

 ――前走(赤松賞3着)は前々走から8キロ増の464キロ。

 当日は落ち着いていたけど、カリカリするタイプなので減っていなかったのはかえって良かったと思います。実際、体も少しずつ力強くなっていると感じました。

 ――前半は初戦より良い行きっぷりでした。

 初戦も決して行けないタイプだとは感じませんでした。1度使われたことでスッと行ってくれた感じでした。

 ――大外を回した初戦とは一転、馬群の中で競馬をさせました。

 そのせいもあって3コーナー手前で番手を1つ下げなくてはいけなくなりました。結果的にそれが響いたかもしれません。

 ――直線は手前(軸脚)をコロコロ替えながら伸びてきた。

 馬場が緩かったせいもあって手前を替えていたのだと思います。決してバテていたわけではありません。

 ――差し切る勢いだったけど内にササるのを矯正したら伸びが止まったように見えました。

 そういう感じでした。初戦と違って初めての坂も影響したかもしれません。ただし、今回は(坂を)1度経験したので心配ないでしょう。

 ――最終追い切りの感触は?

 藤沢先生からは2番手で追走し、ラスト1Fから併せたままフィニッシュするよう指示を受けました。実際、その通り乗れたし、折り合いも付いて良い状態だと感じました。

 ――戦ってきた相手関係を考えると好勝負になりそう。

 今後も大きいところを狙ってほしい馬なので今回も良い競馬ができると信じて乗ります。

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2015年1月9日のニュース