【シンザン記念】ナヴィオン 橋口師、ダービー連覇狙える逸材

[ 2015年1月6日 05:30 ]

道悪に泣いた朝日杯FSの雪辱に燃えるナヴィオン

 新春第2週の中央競馬は10日から3日間開催。明け3歳馬による2重賞「第49回シンザン記念」(11日、京都)、「第31回フェアリーS」(12日、中山)が組まれており、早くも15年クラシック戦線へ向け蹄音が高鳴ってきた。昨年のダービートレーナー・橋口師が送り込む期待馬がナヴィオン。道悪に泣いた朝日杯FSからの反撃に燃えている。

【シンザン記念】

 11着に敗れた朝日杯FSのレース後、ナヴィオンの福永は寂しげな表情でこう訴えた。「きょうはかわいそうなぐらいノメっていた。こんな馬場では…」

 2歳チャンピオン決定戦は緩んだ馬場(やや重)への適性が明暗を分けた。道中は中団後方を追走。直線に向いて鞍上はアクションを起こすが、反応が返ってこない。馬場に手を焼いているのは明らかだった。“晴雨兼用”のダノンプラチナは“明”で、ナヴィオンはもちろん“暗”の方。パンパンの良馬場での切れ味が身上だけに、前日に雨が降った時点で勝ち運に見放されていたのかもしれない。

 前を強烈にカットされ、3着に甘んじたデイリー杯2歳Sから、不完全燃焼のレースが続く。福永は「良馬場で見直したい」と口をきつく結び、橋口師も「この馬の能力はあんなものじゃない」と語気を強めた。昨夏新潟で上がり32秒7の剛脚で鮮烈デビューを飾ったハーツクライ産駒。昨年、ワンアンドオンリーで悲願のダービー制覇を果たした橋口師にとって、クラシック最終イヤーに現れたダービー連覇を狙える逸材。それがナヴィオンだ。朝日杯から間髪を入れず、ここへ矛先を向けたのも強い気持ちの表れだ。

 過去の勝ち馬には、昨年暮れの有馬記念で有終の美を飾った名牝ジェンティルドンナ(12年)も名を連ねるシンザン記念。新年の飛躍重賞で存在感を示す時が来た。

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