【住之江・クイーンズC】長嶋 2&1着発進!!女王へレリゴー

[ 2014年12月27日 05:30 ]

オラフのかぶり物をして登場、ファンの声援に応える長嶋万記

 2、1着の好スタートで開会式もレースも盛り上げた長嶋万記(33=静岡)が2日目、6Rと12Rに登場。12Rは賞典レース「テレボート特選」でカド位置が取れる4号艇。スタート巧者の宇野弥生(28=愛知)の存在が気になるところだが、攻めの姿勢で臨む。注目の初日12R、ドリームを制し連勝発進を決めたのが谷川里江(47=愛知)。外枠デーとなる2日目をどうクリアするのか見ものだ。

 勇気、元気、感動を届ける静岡のムードメーカー長嶋が2、1着の好スタートで勢いに乗った。

 開会式ではアナ雪の“オラフ”に扮したサンタで登場。長嶋が社会貢献活動のため設立した“マキプロジェクト”は、今や一般財団法人にまで成長。その活動の一環でもある東日本大震災のボランティア。パイプ役となっている地元・菊川の仲間から託されたお菓子の「ミルキー」を客席に振りまき、場を盛り上げた。

 レースの方も絶好調。「乗りやすさが来た」と確かな手応えで結果を出した。2日目は6、12Rで登場するが、後半12Rはテレボート会員の投票で選出された、強さを兼ね備えた人気選手が集結。「私は差しが多いので、上を目指すためにも攻めを意識するようにしている。イメージはできている」。ワンランク、上を目指すための方針も明かした。“攻めるマキ”へ。その走りに注目だ。

 ドリーム戦はカド位置かスタート飛び出した谷川が一気にまくって圧勝。前半5Rに続き、ただ一人の連勝を決めた。スロー枠の前半は出足型、ダッシュ枠の後半は伸び型にするという一枚上の調整力を見せつけた。ほか竹井、香川、山下が1、2着の好発進。いずれも回り足アップで握って回れる状態になりスピードターンが光った。

 初日後半戦で気配がアップしていたのが山川と新田。細川も後半で取りこぼしているが、乗り心地は上向き。現状維持の段階に来ている。結果が出せなかった注目機の中谷と武藤の巻き返しにも期待したい。

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2014年12月27日のニュース