【有馬記念】エース2頭外枠に須貝師渋面、岩田「汗が出て…」

[ 2014年12月26日 05:30 ]

 なかなか呼ばれず、外枠を選ばざるを得なかった陣営は、おおむね苦笑いを浮かべながら待っていた。残り4頭となった時点でゴールドシップ、エピファネイア、ジャスタウェイの有力どころが残った。

 有馬記念にエース2頭を出走させる須貝師はしぶい顔。やっと13番目にゴールドシップが呼ばれると、岩田にひと言ささやいた。陣営を代表して登場した岩田は「7枠14番。汗が出てきました。まだ呼ばれないのか、と。出たとこ勝負で考えたい」と話すしかなかった。

 続いて14番目に呼ばれたのがエピファネイア。残っていた枠の中で最内の13番を選択した川田は「最初のうちは緊張して待っていましたが、そのうち緊張しなくなりました。とにかく直線まで我慢してもらいたい。当日は(テンションが)凄いことになっていると思うので」と気性の荒い愛馬のことを気にかけていた。

 最後の一つ前の15番目に呼ばれたジャスタウェイの福永も、須貝師とひと言交わした後、苦笑いを浮かべて登場。残っていた8枠から15番を選択した。「いろいろ考えていたけど…。最後、選べないんじゃないかと思った。須貝先生と話してエピファ、ゴールド、ジャスタと並んだ方がはまりがええんちゃうと言われたので」とつぶやいた。さらには「引退戦なのに、こういう仕打ちを受けてしまいました」と思わず本音もポロリ。 

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2014年12月26日のニュース