マー君「緊張」1番クジでジェンティル 有馬記念枠順決定

[ 2014年12月25日 12:45 ]

いきなりジェンティルドンナのクジを引いた田中に場内から大きな拍手が起こる

 史上初となる「第59回有馬記念」(28日、中山)の枠順抽選が25日に行われ、抽選役を務めるヤンキースの田中将大投手が1番目に今レースでの引退を表明しているジェンティルドンナを引き当てた。

 従来のコンピューターなどの抽選方式ではなく、抽選で選ばれた出走馬から順番に、自ら希望する馬番を選ぶ方式を新たに採用するもので、田中と松山康久元調教師が、出走馬の中から1頭を抽選器で選定。選ばれた出走馬の関係者が選択可能な中から希望の馬番を決める形で進められた。

 最初にジェンティルドンナを引き、石坂正調教師が2枠4番を選択し「引いてくれるんじゃないかと期待していました」と笑顔。田中は表情硬く「どうしていいのか…緊張しすぎて笑ってしまいました」と苦笑い。全馬の枠順が決まった後も「初めてのことなので緊張しっぱなしで、どうしたらいいのか…」と語った。また、予想会では7枠14番のゴールドシップの名を書き「中山が…走るんじゃないかと思う」と予想していた。

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