【有馬記念】ジェンティルドンナ7冠へ 気合乗って1馬身先着

[ 2014年12月25日 05:30 ]

坂路での併せ馬で先着したジェンティルドンナ(左)

 ラストランとなるジェンティルドンナは坂路で併せ馬。気合の乗った走りで先行したカーマイン(6歳1000万)を捉え1馬身先着した。いつものようにブレのないフットワークで4F54秒5~1F13秒3。石坂師は「軽く気合をつけるため併せ馬にした。秋3回目だし、これくらいの調教で十分」と納得の表情。中山は初めてだが「今年は幸い馬場も良さそうだから」と前向きに話した。

 デビューから3年、故障なく走り続けた。今春はドバイシーマクラシックも制し、積み重ねたG1の勲章は6つ。レース後には引退式が控えている。師は「ジェンティルは日本の宝、世界の宝だと思っている。だからこそ元気でいい競馬をして(牧場に)帰さないといけない」とラストランへの思いを口にした。

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2014年12月25日のニュース