【平和島・グランプリ】石野 2着死守ファイナルへ希望

[ 2014年12月22日 05:30 ]

11R、2周目2マークを回る井口(1)と石野(2)

 ボートレース平和島のSG「第29回グランプリ(賞金王決定戦)」は22日、決定戦進出を懸けてトライアル(TR)2ndの3回戦が行われる。2回戦を終えて、連勝マークの白井英治(38=山口)が得点トップに立ち、ベスト6入りも確定。一方、11Rは1回戦の6着から2着に巻き返した3号艇の石野貴之(32=大阪)がメイチ勝負を懸ける。

 1回戦で6着に敗れ、崖っ縁に立たされていた石野。ファイナル進出へ望みをつなぎ「大きいです」と安どのため息を漏らした。一つ外の毒島が3コースカドに引いた昨11R。行き足に不安を抱えていただけに、絶体絶命の窮地だったが腹をくくった。「目をつぶって時計を見ずに行った」。コンマ10の踏み込みから外艇をシャットアウトした。

 思い出したのは下関チャレンジC最終日の特別選抜B戦。いちかばちかの全速戦で逆転勝利。賞金ランキング17位で4年ぶりのグランプリ出場を果たした。トライアル1stは今村とのタイム差で末席の6位に滑り込み。持ち前の勝負度胸で、スレスレの場面を一つ一つ突破してきた。

 10年のまるがめオーシャンCでSG初制覇。同年のグランプリ(住之江)でファイナル2着。石野時代の到来かと思わせたが、一時その歩みを緩めた。今年、同期・吉田拡のSG初優勝に刺激を受け、再び大舞台へと舞い戻った。「一緒にグランプリに行きたかった。同期に負けたくないのは当然」。眼光鋭く言い放った。

 決定戦進出ボーダーを21点と想定すると、11RTR2nd3回戦は2着条件の勝負駆け。手にした3号艇について「いい枠。(グランプリを)獲る気で来ているので」。短い言葉に力を込めた。5号艇は同じく2着条件の吉田拡。同期対決を制し、石野がファイナル進出を決める。

 2回戦を終え、白井のほか、太田、井口が決定戦進出を確実にした。残りの3枠は大混戦。それぞれの思いを胸に、運命の3回戦へと向かう。

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