【阪神６Ｒ新馬戦】アンクルダイチ抜け出し勝利

　メイクデビュー阪神は２０日、阪神競馬場６Ｒ（ダート１２００メートル・雨稍重）で行われ、武豊騎手騎乗の１番人気、アンクルダイチ（牡２＝高橋亮厩舎、父ディスクリートリーマイン、母ダーリンモニク）が直線抜け出して新馬勝ちを飾った。勝ち時計は１分１２秒５。

　人気馬の一角、ティーエスカクタスがスタート抜群で先頭を奪った。アンクルダイチが２番手。続いてヨウライフク、グローバルスター、ナムラヒューマンなどが続いた。ティーエスカクタスは快調に飛ばして直線に向いた。

　このタイミングを待っていたように、２番手に付けていたアンクルダイチとヨウライフクが追い出す。そこでアンクルダイチが一気に先頭を奪って逃げ込みにかかった。ヨウライフクが詰め寄り、ナムラヒューマンもよく追い込んだが、アンクルダイチが真っ先にゴールに飛び込んだ。

　１馬身１／２差の２着にヨウライフク、さらに５馬身差の３着はナムラヒューマンだった。