【朝日杯FS】好調西浦厩舎、アルマワイオリで3週連続G1出走

[ 2014年12月19日 05:30 ]

 【G1ドキュメント=18日】この秋、西浦厩舎は先々週のチャンピオンズCでホッコータルマエがG1勝ち。先週の阪神JFはアルマオンディーナが5着に敗れたが新馬勝ち直後のG1参戦で見せ場をつくった。今週のアルマワイオリで3週連続のG1出走になる。厩舎の現2歳世代は既に6頭が勝ち名乗り。夏からコンスタントに結果を出している。柏原は西浦師にその要因を尋ねた。

 「2歳にとってはホッコータルマエやティアップワイルドのようなオープン馬と一緒に運動したり、調教するのが凄くいい経験になる。これは大きいんじゃないかな。2歳が頑張れば楽しみが来年、再来年とつながっていく。今こうして勝ち上がってくれたら来年の春に向けて早い段階で適性をつかめるからね」

 元ジョッキーの西浦師は厩舎と騎手の結びつきを人一倍、大事にするトレーナー。キャリアを積んでも変わらず謙虚な幸の人柄にホレ込んでホッコータルマエの手綱を任せてきた。アルマワイオリはデビュー戦から一貫して勝浦に騎乗を依頼している。

 「勝浦君はいつ会っても直立不動であいさつするような礼儀正しいジョッキー。もっともっと成長してもらいたいし、技術があって人柄もいいから応援したくなる。オーナーも勝浦君を応援されているし、デビュー前に栗東から北海道に連れていったのも彼に乗ってもらうためなんだ」

 前走・デイリー杯2歳Sは少頭数のスローペースで折り合いに苦労して4着。陣営の期待を背負う人馬があの敗戦をバネにして本番で巻き返しを図る。

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2014年12月19日のニュース