JRA 12日の夜間発売中止、禁止薬物の一斉調査だった

[ 2014年12月14日 05:30 ]

 JRAは13日午前6時、12日の夜間発売中止は「発売システム全体の点検作業並びに現在調査中の禁止薬物事案に関連する確認作業のため」と発表した。

 7日の中山新馬戦で1位入線したピンクブーケ(牝=小西)から、禁止薬物のカフェインが検出された事案に関しては、同厩舎が使用した飼料添加物(サプリメント)からもカフェインが検出された。JRAは12日夜から、美浦、栗東両トレセンで調査を実施。該当のサプリメントの使用がないか、全厩舎に聞き取り調査を行った。その結果、開催に支障はないと判断され、13日は通常通り競馬が開催された。

 加えて12日、システム障害が発生したことも重なって金曜の夜間発売を中止。該当飼料の使用が多岐にわたった場合、出走取り消しが多発し開催中止となる可能性もあったが、使用は限定的で最悪の展開は避けられた。

続きを表示

2014年12月14日のニュース