【阪神JF】車掌も運転士も自信 超特急ムーンエクスプレス

[ 2014年12月12日 05:30 ]

 【G1ドキュメント=11日】話題のハービンジャー産駒ロカが勝負強さを発揮して見事抽選をクリア。マスコミはこれに一気に飛びついた。話題沸騰の1戦1勝馬とは対照的に、2勝馬ながら全く話題に上らない馬もいる。ムーンエクスプレスだ。迫力満点だった水曜の追い切り(坂路4F53秒8~1F12秒8!!)に大きく心を揺さぶられたオサムは鈴木孝師を直撃。返ってきた手応えはこちらのリクエスト以上だった。

 「中2週なので55か56秒台で良かったんだけど、松山が乗ったこともあって時計が出たね。状態もいいからだと思う。周りは距離がどうかとか阪神の坂がどうかとか言うけど、全く気にしていない」と強気だ。彼女が誇れるもの。それは5戦のキャリア。7月の中京でデビューし初勝利が晩夏の小倉。重賞の舞台(ファンタジーS5着)も経験し、前走牡馬相手の秋明菊賞で堂々2勝目を挙げた。学んできたものは多い。

 「デビュー戦の中京では馬場が悪い中、坂をグイグイ伸びて2着まで来た。あの内容なら阪神でも大丈夫。折り合いもついてレースも上手だから、距離延長も気にならない。いいレースができると思う」

 410キロ台の小柄な馬だが実にタフ。中2週でこれだけハードな調教をこなしても、へこたれることを知らない。5戦連続手綱を取る松山も普段の温和な表情から一気に“本気モード”に突入した。

 「前走の勝ち方が強かったし追い切りの動きも良かった。十分チャンスはあると思います」と目を輝かせ、ただし「絶対に内枠がいい」と付け加えた。デビュー6年目にして初のG1獲りがしっかり視野に入っているようだ。京都芝7Fで1分20秒5のレコードを刻んだ快速。“エクスプレス”は止まらない。

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