有馬枠順抽選に新機軸、希望馬番選べる 25日BSフジで生中継

[ 2014年12月9日 05:30 ]

 史上初めて、馬番を出走馬の関係者が選べることになった。JRAは8日、今年の有馬記念(28日、中山)の枠順決定方式を変更すると発表した。従来のコンピューターなどの抽選方式ではなく、抽選で選ばれた出走馬から順番に、自ら希望する馬番を選ぶ方式を新たに採用する。実施は有馬記念の1レースのみ。その模様を25日の12~13時にBSフジで生中継することも併せて発表された。

 BSフジのスタジオに出走馬の馬名が入った抽選器を設置し、東西トレセンには出走馬の関係者が待機。3カ所を相互に結ぶ「3元中継」で枠順決定が進められる。手順はまず、スタジオゲストに予定されている米大リーグ・ヤンキースの田中将大投手と松山康久元調教師が、出走馬の中から1頭を抽選器で選定。選ばれた出走馬の関係者が選択可能な中から希望の馬番を「1分以内」(JRA)に決め、スタジオとトレセンに掲示される。

 選ぶ順番を決める抽選が最初に行われるため“完全セレクト”ではないが、これまでの常識を覆す画期的な変更。従来は「枠順は抽選で定める」とされていた競馬施行規程および規約の改正が11月25日に農林水産省から認可され、今回の新方式を採用することが可能となった。

 競走部企画課の山本修課長は「JRA60周年の節目の年でもあり、思い切った試みを決めた。ファン投票の上位馬から馬番を選ぶ方式も考えられるが、今年、ファン投票上位馬に出走奨励金を出す試みを始めたばかり。枠順決定については時期尚早とみて、今年は検討から除外した」と導入の経緯を説明。来年以降、他のレースにも拡大するかについては「1度やってみて、いろいろな意見を聞いた上で考えたい」とした。

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