【チャンピオンズC】ナムラビクター2着 小牧「勝ったと…」

[ 2014年12月8日 05:30 ]

 8番人気のナムラビクターが、あと一歩のところで大金星を逃した。序盤は先行グループの直後、馬群の中で折り合いに専念。3角から徐々にポジションを上げ、直線では外に持ち出して、先に抜け出していた2頭を追い詰める。ローマンレジェンドをかわし、小牧が左ステッキを振り下ろしてホッコータルマエに食い下がったが、半馬身差及ばず2着に敗れた。

 「惜しかった。久々に(G1を)勝ったと思った」。小牧は悔しそうに汗を拭った。「運びは完璧。唯一の誤算は流れが遅かったこと。もっと速ければ…。でも初めて馬混みで辛抱できたのは収穫」と、相棒の頑張りを称えた。

 福島師は無念の表情で「悔しいな。相手がしぶとかった。よく走ったけど、やっぱり悔しい」と繰り返した。今後については「状態を見てから」としたが、来年のフェブラリーS(2月22日、東京)でのリベンジを視野に入れている。

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2014年12月8日のニュース