ジャスタ 有馬で引退…須貝師「生涯忘れられない一頭」

[ 2014年12月6日 05:30 ]

今年のG1ドバイデューティフリーを制したジャスタウェイと福永騎手

 今年のドバイデューティフリーなどG1・3勝を挙げ、先週のジャパンCで2着だったジャスタウェイ(牡5=須貝)が有馬記念(28日、中山)で引退することを5日、須貝調教師が発表した。有馬記念の鞍上は引き続き福永となる。

 須貝師は「オーナーの強い要望で有馬記念を使うことになりました。今のところ特に変わった様子はありません。引退後についてはオーナーが考えること。とにかく無事に、万全の状態で出走して競走馬生活を終えさせてあげたい」と話した。同馬はドバイG1制覇後、国際競馬統括機関連盟(IFHA)によるランキングで世界ランキング1位に輝いている。凱旋門賞挑戦など思い出も多く、師は「強い競馬をしてきてくれて、教えてもらったことも多い。生涯忘れられないし、忘れてはいけない一頭」と思いを口にした。引退式は来年1月4日に京都競馬場で行われる見込み。引退後の詳細は決まっていない。

 また、ジャパンCを圧勝したエピファネイア(牡4=角居)の次走・有馬記念の鞍上が川田に決まった。ジャパンCで騎乗したスミヨンはWSJS参戦のためのみの来日、主戦の福永はジャスタウェイとコンビを組むため、鞍上が空白になっていた。「(中間の調教で川田に)乗ってもらうつもり。今のところ順調です」と角居師。角居厩舎は同馬を含めてラキシス(牝4)、デニムアンドルビー(牝4)の3頭出し。ラキシスはC・デムーロ、デニムアンドルビーは浜中とコンビを組む。

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2014年12月6日のニュース