ミホシンザン　種牡馬ではＧ１馬輩出できず　代表産駒はマイシンザン

ミホシンザン大往生

　種牡馬としてのミホシンザンは、活躍馬に恵まれなかった。２年目に生まれたマイシンザン（牡、９０年生まれ）が代表産駒。９３年ＮＨＫ杯を制し、ダービー５着。９５年朝日チャレンジＣを勝ち、同年天皇賞・秋は祖父シンザン、父ミホシンザンに続く「父子３代天皇賞制覇」の期待が懸かったが、レース前日に出走を取り消し、夢は果たせなかった。ＪＲＡ平地重賞馬は他にグランドシンザン（０１年愛知杯）がいたが、Ｇ１馬は誕生しなかった。