【チャンピオンズC】リッキー 田辺“スタートと折り合いがカギ”

[ 2014年12月4日 05:30 ]

田辺騎手

 【田辺に聞く】

 ――前走のJBCクラシックは鮮やかな逃げ切りだった。

 田辺 いつになく抜群のスタートを切れて、他に行く馬もいなかったので行った。直線では楽に後ろを離せたし、あの馬自身が凄く力を付けていると感じた。

 ――今年に入って強い競馬が続いている。

 フェブラリーSは人気薄でプレッシャーがなくスローで脚をためられて展開も味方した。最近は自分から勝ちに行っており、結果は同じでも中身は違ってきている。

 ――中京ダート1800メートルの適性については?

 2000メートルだと若干行きたがる感じなので、1800メートルの方が楽だと思う。中京替わりも、左回りで好走しているので何も心配はしていない。

 ――今回はどんなレース運びを考えている?

 どこからでも競馬はできるタイプで、特に考えずに乗れる。ただ、中京ダート1800メートルはスタートが凄く大事。そこは十分に注意したい。折り合いも課題になる。

 ――ここを勝てば最優秀ダートホースだけでなく年度代表馬の可能性も出るが?

 それはうれしいですね。でも、中央のG1だからという意識は特にない。自分の競馬に徹し、今年のダート王はこの馬…という力を見せたい。いい締めくくりができたら最高です。

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