【下関・レディースCC】1号艇・岸、エレガントに決めた

[ 2014年12月1日 05:30 ]

トロフィーを手に笑顔の岸恵子

 11Rで争われたG2レディースチャレンジカップ優勝戦は岸恵子(42=徳島)がインから押し切った。

 40歳を過ぎて充実の時を迎えている。岸のスピードターンは今節、常に若々しかった。優勝戦でも1号艇から豪快かつエレガントに決めた。「エンジンを信じて、割とのんびりしていた。普段の女子レースのつもりで。この水面ではまくりは厳しい。ターンマークをきっちり回ろうと思っていた」

 今年4Vと好調。師匠・浜村芳宏からターンのアドバイスをもらい、さらに進化を遂げた。ズバズバと面白いように決まり、これで賞金ランクは3位まで上昇だ。「流れがいい。師匠への報告?おかげさまで、かな。住之江も好きな水面。この勢いでいきたい」

 年末の住之江クイーンズクライマックスに最高のリズムで臨む。若さと円熟味を併せ持つ岸が初の「賞金女王」へと突っ走る。

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2014年12月1日のニュース