【ジャパンC】ジェンティルドンナ4着 ムーア「土曜の雨響いた」

[ 2014年12月1日 05:30 ]

4着に終わり引き揚げるジェンティルドンナ

 JRA初の同一G1・3連覇を狙ったジェンティルドンナは4着。得意の東京6戦目で初めて連対を逃した。直線はエピファネイアの直後からジワジワと伸びたが、差は開く一方。ムーアは「土曜の雨が響いた。馬場が緩くて加速力が出ず、瞬発力を生かせなかった」と無念の表情を浮かべた。

 絶好と思われた内枠がアダになった。道中は中団のインで流れに乗ったが前日までの降雨で良馬場ながら馬場が緩く、本来の走りができなかった。ムーアは「せめて土日だけでも晴れてくれれば。今年は切れ味勝負でなくスタミナ勝負になったのも痛い。それでも最後までしっかり走り切ってくれた」と馬をねぎらった。

 石坂師も「馬場じゃないかな。3~4角でいつものグッといくところがなかった」と話した上で「きょうで燃焼し尽くしたというなら引退だったが、そうではない」と有馬記念出走を明言した。例年、有馬記念は荒れた馬場になることが多いが、今年の中山は秋の開催がなかった。「中山はいい条件ではないだろうけど、いい馬場であることを期待します」と師。ラストランとなる暮れの大一番での巻き返しを期していた。

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2014年12月1日のニュース