【京都2歳S】ティルナノーグ 武豊好感触「キズナに似ている」

[ 2014年11月27日 05:30 ]

 新設重賞「京都2歳S」の追い切りが26日、栗東トレセンで行われた。

 注目のティルナノーグは坂路でオヤマタイザン(2歳新馬)を追走してスタート。武豊がゴーサインを出すと、手応えの違いで僚馬を置き去りにした。新馬相手とはいえ、水分を含んだ馬場コンディションでラスト2F12秒8―12秒7は優秀。2週連続で騎乗した武豊の感触がいい。

 「坂路で動くタイプじゃないけど、いい動きだったね。先週も良かったし、順調じゃないかな」

 デビュー2戦2勝。前走の紫菊賞は最後方から外に出して、先に抜け出したトーセンバジルをきっちり首差捉えた。「走る能力が高い。乗り味がいいし、バランスもいいね」と長所を挙げて「スピードに乗ったときがキズナに似ている」と自身が騎乗した昨年ダービー馬を引き合いに出した。来春の大舞台に立つためにはさらに賞金を加算したい。「しっかり結果を出したい」と気を引き締めていた。

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2014年11月27日のニュース