命名騒動も能力“イエス”ダッシングブレイズ

[ 2014年11月11日 05:30 ]

 【先週の新馬戦】東西でクラシック級の大物がデビュー戦を飾った。東京組ではダッシングブレイズ。4~5番手で完璧に折り合い、直線ではノーステッキで3馬身半突き抜けた。「八分の力しか出していないのに凄い」と鞍上のブドーが舌を巻くほどの切れ味。デビュー前には命名をめぐって騒動となったが、今後はその走りで話題を集めそうだ。

 京都組ではシャイニングレイの勝ちっぷりが出色。こちらも軽く仕掛けただけで後続に3馬身半差の楽勝。スローペースでも掛かるそぶりを見せず、物見するほど余裕があった。ダービーまで視野に入るディープインパクト産駒だ。非凡なスピードを示したのがエイシンカラット。ゴール前で手綱を抑えて後続に7馬身の逃げ切り。短距離戦線で活躍が見込める。

 ダートではレレマーマ、スモーダリングの強さが際立っていた。

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2014年11月11日のニュース