【エ女王杯】ヌーヴォレコルト雪辱へ 斎藤師「まだ伸びしろ感じる」

[ 2014年11月11日 05:30 ]

雪辱に燃えるヌーヴォレコルト

 秋華賞で2着に敗れたヌーヴォレコルト。勝ったショウナンパンドラが内ラチ沿いをロスなく回って抜け出したのに対し、ヌーヴォは外を回らされての首差惜敗。ゴール前の勢いは勝っていただけに、斎藤師は「力で勝って、競馬で負けた感じ」と悔しがる。

 6日の1週前追いは、岩田が美浦に駆けつけての3頭併せ。直線入り口で先行2頭との差は6馬身ほど。それでも、鞍上が激しいアクションで追い出すと、一気に差を詰めて半馬身先着した。「1週前にジョッキーに乗ってもらって負荷をかけ、直前でサラッとやるのはローズS(1着)と同じパターン。最後の脚も良かったし状態はいい」。斎藤師は秋3戦目を迎えても疲れを感じさせない愛馬のタフネスぶりを評価する。

 好調の原動力の一つが食欲。「強い追い切りをやった方が、より食べるほど。取材とかで馬房の前に人がいても平然と食べている」。繊細な牝馬は食の細い馬も多いが、ヌーヴォにその心配は皆無。「力を付けたし、まだ伸びしろを感じる。お姉さんとやってもヒケは取らない」と、指揮官の鼻息は荒い。オークスでハープスターを破った末脚で、古馬の壁に挑む。

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2014年11月11日のニュース