【菊花賞】急上昇トーホウジャッカル 酒井絶賛「この馬は凄い」

[ 2014年10月22日 05:30 ]

 ここへ来て評判が急上昇しているのが神戸新聞杯3着のトーホウジャッカル。手綱を取る酒井も「これまで徐々に距離を延ばしながら対応してくれている。小倉の1000万では2着に負けたけど、あの時の二千の競馬が次に生きた。前走は距離が不安視される中であれだけの競馬ができた。この馬は凄い。間違いなく“大器”です」と絶賛する。

 前走は4コーナーで閉じ込められ、直線はワンアンドンリーとサウンズオブアースの間を突こうとした瞬間に前をふさがれ、そこから立て直してのアタマ+アタマ差。酒井は「絶対に勝っていたレース。次こそは、菊花賞こそはギャフンと言わせたい。あの2頭には絶対に負けたくない」と悔しさをぶちまけた。

 デビューはワンアンドオンリーが勝ったダービー前日の5月31日。2歳戦がスタートして以降、デビュー149日目での菊花賞制覇なら、オウケンブルースリ(08年)の184日を抜いて最速での制覇になる。まさに菊の舞台に舞い降りた新星。神戸新聞杯でワンアンドオンリーをひやりとさせた存在が本番では最大の脅威になる。

続きを表示

2014年10月22日のニュース